ダーマペンやポテンツァのダウンタイム期間の過ごし方は?
毛穴・ニキビ・ニキビ跡など様々なお肌悩みを改善でき、数多くある美肌治療の中でも人気のダーマペン。
そのダーマペン治療で促される美肌作用をさらにレベルアップさせ、皮脂腺にダメージを与えながらお肌の奥深くまで薬剤を届けることが可能なポテンツァ。
この2つは、現在多くの美肌治療がある中でも効果や満足度が高く、様々な肌質・お悩みに適応可能であることから施術を希望される方が多くいらっしゃいます。
大人気であるもののニードル治療となるため、ダウンタイムも発生します。
ダウンタイムとは、施術を行った部位に生じる痛みや赤み・腫れなどの反応の期間のことを言い、未経験の治療を始めるにあたり「何日くらい赤みが出るのか」「日常生活への支障は?」など、気になるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
個人差もございますがおおよそどういった経過をたどるのか、またその注意点などを今回ご紹介させて頂きます。
ダウンタイムの経過
施術直後~12時間程※化粧水・洗顔料の使用不可※
この時、施術後の赤みなどの反応が一番大きく出る時期です。
ひりつき・乾燥・赤み・かゆみなどを感じられる方が多いですが、ダーマペン・ポテンツァといったニードル治療後のお肌状態へデリケートで様々な成分を入り込みやすい時期となっているため注意が必要です。
市販の化粧水・洗顔料等のスキンケアを使用してしまうことで、その製品に含まれている防腐剤・香料などの添加物迄もお肌の奥に届けてしまうことに。
その結果、新たな肌荒れになる可能性があるのです。
しかし、その可能性をカバーしてくれるおすすめのアフターケアとして『ヒルドイドローション』『へパリン類似物質ローション』の2つの外用薬品があげられます。
本来は、アトピー性皮膚炎をもつかたのお肌の保湿剤として処方されている『ヒルドイドローション』ですが、余分なものが配合されておらず純粋な保湿剤として使用することが出来ます。
血行促進作用もある為「さらに赤みが出てしまうのでは?」と心配される方もいますが、強い作用ではなく保湿を促すための効果として高いものであるため過敏になる必要はございません。
へパリン類似物質ローションとは、先程ご説明したヒルドイドローションのジェネリック医薬品となってるためこちらも同様にご使用頂けます。
ヒルドイドローションは、トロっとした乳液タイプになっているのでより高保湿に。
へパリン類似物質ローションは、化粧水タイプになっているのでヒルドイドローションより比較的さっぱりとご使用頂けます。
ご自身の普段ご使用されているスキンケアが、しっかり保湿タイプか、もしくはさっぱりタイプかで使用するテクスチャーを選択すると良いでしょう。
施術後12時間~24時間程※日焼け止めを含むメイク用品の使用禁止※
施術後12時間程経過すると、スキンケアのご使用は可能となります。
ただし、ピーリング作用のある化粧水やスクラブ・刺激性のスキンケア以外となります。
ひりつきやお肌の赤みの悪化の可能性が考えられるため術後の敏感な肌状態の間はお控え頂くようお願い致します。
また、ベースメイク・日焼け止めに関しては基礎化粧品よりも強い成分のものが配合されている製品が多くあるため、施術後24時間経つまでの間は日焼け止めを含むメイク用品の使用は禁止となりますが、唇・まぶた・眉毛は施術を行わない箇所となりますのでポイントメイクであれば可能となります。
メイク落としの際には擦り洗いしないよう摩擦には気をつけましょう。
ダーマペンに比べポテンツァは赤みの引きが早く、個人差もございますがこの時期は術後よりほとんど赤みが目立たなくなってきます。
施術後24時間~3日迄
この時期より、お肌へのメイクやスキンケアを行うことが可能となります。
ただし、ご自身のお肌の状態により使用頂くタイミングは異なる場合もあり、スキンケアやメイクをして赤みやひりつきが感じられる際は速やかに洗い落とし、前述した刺激のないヒルドイドローションやヘパリン類似物質ローションのご使用をおすすめ致します。
施術から3日後頃になってくると、ダーマペン後の赤みも引きポテンツァ・ダーマペンともにとても小さなカサブタが形成されだします。
針で穴をあけた部分がほぼすべて微細なカサブタとなる為、お肌を触った時にざらざらとした質感を感じられるかたもいらっしゃいます。
また、眉間・小鼻・唇の下・顎など皮脂の分泌の多い部分は一時的にニキビ状のものが出来ることがありますが、好転反応によるものが多いと考えられています。
カサブタによって一時的に皮脂が逃げ場を失うために出来るものであるため、数日で治まることがほとんどなので心配はいりません。
施術後3日~7日まで
徐々に形成されていたカサブタが取れ、肌触りや質感・見た目の変化などを感じられます。
7日経過でダウンタイムの終了となります。
ダウンタイムのまとめ
このように、約7日間(大きな反応は3日程)でダウンタイムは終了となります。
NG行動は、
➀12時間程までの化粧水使用不可
➁24時間までの日焼け止め含むメイク用品の使用不➁
以上の二つとなり、意外と少ないことが分かります。
ただ、ダウンタイムを早く安全に終わらせるために控えて頂くほうが良いことも一つあります。
それは※身体を温める※ということ。
サウナ・半身浴・有酸素運動・筋トレ・過度の飲酒など…体温を上げる・代謝を上げる行為を行うことで赤みがぶり返したり強く出るリスクが高くなります。
また、温まることによりかゆみが発生してしまうことがありますが一時的にダウンタイム中はお肌が敏感な時期になりますので、この時期に皮膚をかいてしまったりすると普段よりも色素沈着になってしまう可能性が高くなります。
こういった問題を起こさないためには身体をあたためないこと、そしてもし温めてしまったら保冷剤をティッシュなどでくるんでお肌に当てる、パックなどを冷蔵庫で1~2時間冷やしてからつける、などしっかりと冷やすことが大切です。
温めてしまっても施術の効果に差がでたりと大きな問題が起こることはありませんが、ダウンタイムを早く終わらせるために7日程度は顔が冷たい状態を保つことが大切です。
ゆう美容クリニックでのご相談
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