美白内服薬の併用で体内ケア!近道して美白へ
肌が黒ずむ理由
なんだか以前より肌が黒ずんでる気がする。と、ふと思うことないでしょうか。
理由としていくつか挙げられますが、まずはこの時期にはありがちな紫外線による日焼け、その日焼けによるくすみやしみ・そばかすが目立ってくることで以前の肌状態より黒ずんで見えることがあります。
紫外線を多く浴びたお肌は「外的刺激」と判断し、余分な角質を溜め込む「角質肥厚」という状態でお肌を守ろうとします。
その状態が炎症原因となり、キメは乱れ皮膚内の美白作用は低下するためメラニンの生成が追い付かず、焼けた乾燥状態のまま肌に沈着してしまうことで黒ずむと考えられます。
しみ・そばかすは紫外線や摩擦の影響で生成されたメラニンが肌に沈着したもので、沈着したメラニンはすぐに排出ができず、ターンオーバーの働きによって少しずつ排出されていきます。
しかし、加齢や乾燥によりターンオーバーが遅れてしまうとしみ・そばかすの改善に時間がかかってしまい、ターンオーバーが緩やかになることでお肌はバリア機能が低下し、小さな刺激でもメラニンが生成されるようになりくすんでしまうのです。
美白肌を作るために必要なこと
美白肌を作るには第一に「ターンオーバーの正常化」!!
上記にも説明にあった「ターンオーバー」とは、古い角質が剥がれ落ち新しい皮膚が生まれることで、一定周期で繰り返されるお肌の代謝サイクルのこと。
ターンオーバーが乱れることによりお肌は古い角質が溜まり、くすみの原因や毛穴が詰まりニキビが出来やすいお肌となります。
同時に皮膚内の水分が失われるので、肌は乾燥しハリがなくなり小じわが目立ってきます。
ターンオーバーの正常化を目指す上で最も手軽に出来ることは、
①運動と十分な睡眠でホルモンバランスを整える
②ストレスを溜めないよう規則正しい生活を送る
また日頃から日焼け対策を徹底し、自身に合った無理のないスキンケアでお肌に対しても負担をかけないことが大切です。
医療機関専売品であるドクターズコスメから、トラネキサム酸やビタミンC誘導体など美白成分配合ラインの基礎化粧品の使用でターンオーバーを正常化させ、メラニン生成を抑えながら美白効果も高められ美しい肌へと導きます。
しかし、表面上のケアだけでなく体内からも美白作用を促すことが大切であり、そのためには効果的な栄養分を摂取する必要があるのです。
普段の食事で補おうとすると、キウイ・イチゴ・ブロッコリーにはビタミンC、トマトに多く含まれているリコピン、ホウレン草やナッツ類の豊富なビタミンEには強い抗酸化作用の発揮により美白効果だけでなくお肌を若々しく保つ働きがあります。
その結果、血行促進効果や肌の代謝を活発にしてくれるため体の内側からもケアすることで美白効果を高められます。
さて、日頃の食事量からの摂取で美白になれるのかと言うと答えは「NO!」。そこで栄養を補ってくれる内服薬から、高濃度でラクに摂取する方法を紹介致します。
美白内服薬治療
上記でも取り上げたように、外からでは補えない美容成分を体内で摂取することを目的とした内服薬のことで今では美肌治療と併用することでさらに改善効果が期待できるため欠かせないものとなっております。
美白内服薬治療では、しみやくすみだけでなくニキビ跡など傷跡による色素沈着改善にアプローチし、内服するだけで薄くする効果がありターンオーバーを整え促進させてくれます。
自身のお悩みに合わせた種類をお選び頂き是非毎日の習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。
当院で人気の美白内服薬をご紹介
当院で処方されている内服薬の中でも人気の美白内服薬をご紹介します。
内服薬を数種類組み合わせることで十分に体内へ摂取できるとされております。
トラネキサム酸
トラネキサム酸とは美白効果のあるアミノ酸の一種で、しみやそばかすの原因となるメラニン色素の生成と炎症を抑えてくれる作用により美白効果が期待でき、ニキビ跡の色素沈着を防ぎます。
また、シビアな治療とされている肝斑にも有効性が高いと報告されており現在では肝斑でお悩みの方へ無理な治療を促すのではなくトラネキサム酸を処方されてることが推奨されております。
というのも、トラネキサム酸は肝斑などのしみを生み出すメラノサイトの働きへ直接ブロックする作用があるため余計な刺激を与えず薄く改善してくれるというわけです。
禁忌事項として、長期的な服用には血栓のリスクが伴う恐れがあるためピルを服用されてるかたは併用を避けるようご案内させて頂いておりますので、医師の診断のもと処方させて頂きます。
シナール
シナールは、ビタミンC・ビタミンB5を配合しておりトラネキサム酸と違い「治療作用」より、しみ・そばかすの「予防作用」が強く、同時に美肌へ導きます。
ビタミンにはメラニン色素を抑制する働きやコラーゲンの生成を促すので、肌質改善やしみ・そばかす、くすみのない美肌を叶えます。
ユベラ
ユベラには、血液の循環を良くする作用の強いビタミンEを多く含むため肌のターンオーバーを正常化させ、しみ・そばかすの改善・予防に効果を発揮してくれます。
抗酸化作用により、歳を重ねるうえでやむを得ない「酸化」によるダメージから肌細胞を守り、新しく生成されようとするしみを防ぐうえ今あるしみを薄くすることに期待できます。
ハイチオール
ハイチオールはLシステインを有効成分としており、皮膚のターンオーバーを正常化することで毛穴詰まりを減らします。
皮脂の過剰分泌を抑えてくれるのでニキビが出来にくい肌へ導き、肌荒れ改善につながります。
また、Lシステインは体の代謝をもサポートする作用があるため疲労回復効果からお肌へのストレスも軽減するとされているのです。
ニキビの原因とされている不規則な生活やストレスでの負担も軽減される効果的なニキビ治療薬でもあります。
グルタチオン
グルタチオンとは「グルタミン酸」「グリシン」「システイン」の3つのアミノ酸から構成されているアミノペプチドの1つで、強い抗酸化作用、解毒作用、メラニン抑制作用があるため全身のさびつきや肌老化を防ぎ、美白に期待できる栄養分となります。
また、肝臓の毒素を排出する作用もあるので美肌作用とは異なる二日酔い改善への効果も発揮してくれるのです。
こういった作用により特に女性からは、内服グルタチオン錠だけでなく「白玉注射・点滴」として高濃度のグルタチオン成分を血中から摂取する施術も人気があります。
服用から効果を感じるまでの期間とその効果をさらにアップさせるには
美白内服薬治療を開始して高い効果を発揮するまでは約3ヵ月だと言われています。
直接的に施す治療ではないため即効性はないものの、継続的に続けることで美肌の土台が整ってくるので効果が徐々に現れてきます。
そこで、約3ヵ月までの効果を待つよりも肌治療との併用で相乗効果を狙いませんか。
①しみ治療との併用
しみ治療にはそれぞれのしみに合った治療機器を選択必要がありますが、当院ではしみのスポット照射が部位ごとの打ち放題でご案内させて頂いてるので大変人気の施術となっており、しみ治療されたほとんどのかたが美白内服薬と併用でご希望されます。
では、なぜしみ除去をしたのにしみに効果的な美白内服薬を服用する必要があるのかという疑問がうまれますが、その答えはしみ除去後のアフターケアにあります。
しみ除去後の患部はレーザーにより傷を負った状態になります。
その傷はやがて薄いかさぶたとなり徐々に剥がれ、傷跡の皮膚状態(ピンク色)から通常の肌色へ戻ります。
その過程で、患部をしっかりテープ保護をするも肌のターンオーバーがうまく促されてない状態であれば傷の治りも遅くそのまま色素沈着として残る可能性もあるため、美白内服薬と併用し正常なターンオーバーへ促してあげ色素沈着リスクの軽減を図ることが大切になります。
②外用薬との併用
美白内服薬は、外側からのしみケアと併用することでより効果的で満足度もあがるとされております。
美白に向けた外用薬のハイドロキノンは、シミの原因となるメラニン色素を作らせない働きや更にはすでに生成されたメラニンを還元する効果もあるため「お肌の漂白剤」として美白効果が期待できるため、ニキビ跡の色素沈着やシミの改善に用いられています。
一方、肌のターンオーバーを促進させ、しみの原因であるメラニンを排出する役割のあるトレチノインはピーリング作用があり毛穴づまりの原因とされる角栓や角質の除去、皮脂分泌を抑えるためニキビ治療にも使用されるほど。
また、塗布すると真皮ではコラーゲン生成を促す役割があるため光老化によるしみ改善にも効果を得られるとされてるのです。
ハイドロキノンとトレチノインを併用することでハイドロキノンの浸透効果を上げられ、そこに美白内服薬を併せることで相乗効果が期待できるとものとなります。
③食生活の見直し
美白を目指すにはバランスの整った食生活を心掛けることも大きく関わってきます。
主食や主菜、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどバランスよく摂取することでトラブル知らずの美しい肌をキープできますが、ファストフードやコンビニ食、お菓子などの糖分・脂肪分の多い食事は皮脂分泌を増やしニキビと言った肌トラブルの原因となるため摂取する際は過食しないよう気をつけましょう。
美白内服薬で不足しがちな栄養分を一気に摂取することも不可欠ですが、自身の食生活から見直すことでまずは美白になるためのお肌状態を整え、治療での外側ケアだけでなく内側ケアにも心掛けましょう。
④注射や点滴を併用
美容皮膚科では見かけることの多い、高濃度白玉注射/点滴。
主成分となる「グルタチオン」は上記でも説明したように、抗酸化作用やメラニン生成を抑制してくれる作用により「白玉」のようなつるんとしたお肌へ導き、お肌のくすみ改善、体内の解毒作用を目的としたかたにおすすめの栄養成分となります。
また、高濃度白玉注射/点滴に並んで高濃度ビタミンC注射/点滴も、美容ケアとして人気の併用メニューです。
その理由は、高濃度のビタミンCが飛躍的に毛中濃度を上昇させると短時間で全身に行き渡るため美容効果に加え、アンチエイジングや疾患予防・改善がみられ、回数を重ねることで血中濃度を保ったお体は身体機能の改善に繋がり健康維持に役立つのです。
これらの高濃度に血中に運ばれた美容成分は、過剰な皮脂分泌を抑えニキビを改善したり疲労やストレスを和らげてくれる作用もあるため美白内服薬との併用で効果を最速に感じられるのです。
まとめ
単に美白目的での服用ではなくしみ対策・しみ改善に効果的な美白内服薬は、様々な美容治療と併用することで美しく保てるだけでなく日頃の健康維持にも効果を発揮してくれるものであることを知って頂けたのではないでしょうか。
もちろん治療薬の服用だけでなく、普段の食生活の見直しや治療のアフターケアとして取り入れることで更に満足度をあげてくれるものとなります。
ゆう美容クリニックでは、美容治療・コンプレックス改善治療だけでなくどなたでも手軽に始めやすい内服薬で、おひとりおひとりのお悩みに合わせた組み合わせをご提案させて頂きます。
美容クリニックが初めてで治療に抵抗のあるかたも、継続治療されてるかたの一度の施術効果アップを図るためにも美白内服薬を取り入れてみてはいかがでしょうか。