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大きなシミになる前に!お早めに肝斑治療を始めましょう!

肝斑はシミの一種で、左右両頬に現れるぼんやりとした色素斑のことを指します。

一般的なシミ(老人性色素斑)の場合、輪郭がくっきりしていることに対し、肝斑は全体的に境がはっきりしないぼやけた形で見えます。
主な原因として、ホルモンバランスの乱れや妊娠中やピルの使用があり30代~40代の女性に多く見られますが、日頃からのお肌の摩擦や紫外線などの刺激によって悪化しやすいこともあり、ストレスによって目立ってくることもあります。
その為、現在ではコロナ禍でのマスク着用による摩擦が原因で20代のかたにも肝斑がみられることが増えてきました。

必ずしも治療が必要なものではありませんが、目立つシミに悩まれるかたが大変多くいらっしゃることから、様々な手段で肝斑治療を行っております。
老けて見えてしまうシミを放置せず、できることからケアしてみましょう。

美容クリニックの治療法

➀レーザートーニング

従来のレーザー治療では、肝斑に照射してしまうと照射前に比べシミが濃くなってしまうというリスクがあります。

シミを改善しようと照射したレーザーだけでなく、脱毛やHIFUといった一見シミには関係ないように思える治療も反応し濃くなってしまうため、肝斑はデリケートに扱う必要があるのです。
一方、レーザー治療でも「レーザートーニング」では肝斑への照射が可能となり、その上ダウンタイムや痛みもほとんどありません。
スポット照射で行うシミ治療とは異なり瘡蓋がみられたりテープ保護の必要がないというメリットから、日常生活に支障なく肝斑治療ができる人気の施術となっております。
レーザートーニングは肝斑だけではなく、そばかすの改善やお顔全体のトーンアップも叶えることで色むらやくすみ改善も期待できます。
季節問わず継続されるかたの多い施術で、さらにはレーザーの作用により毛穴の引き締めによりキメが整うことでお肌へツヤやハリ感を与えます。

一度で改善を図るような治療ではなく、回数を重ねてマイルドなレーザーを照射していくため当院取扱い機器であるYAGレーザーでの推奨施術間隔としては、2週間に1回のペースで10回程を1クールとなります。
施術時間も15分程度と手軽に受けていただけ、継続することでいつの間にか色白で透明感のある若々しいお肌へと変わっていきます。

➁ポテンツァ(肝斑対応のSチップ)

みなさまもよくご存知のポテンツァ。

ポテンツァと言えば、針先からRF(ラジオ波)を照射しニキビ跡や毛穴開きの改善に有効とされることで人気の施術ですが、同じポテンツァでも使用するチップを変えることで肝斑治療が可能となります。

本来、肝斑への強い刺激はNGとされており、前述したスポット照射や脱毛のレーザー、HIFUだけでなく、極細針を使用するダーマペン等も肝斑へは避けることを推奨されております。
しかし、ポテンツァもダーマペン同様に極細針を使用するものの、その針から照射するRF(ラジオ波)をお肌へ穿刺することでメラノサイトの働きを抑制し肝斑の治療を図ります。
従来の肝斑治療レーザーは既にお肌表面に現れた肝斑を徐々に薄くするといった効果でしたが、ポテンツァの肝斑治療は肝斑発生の原因となるメラノサイトの働きを弱らせることでメラニンの生成を抑制します。
メラノサイトに直接アプローチするので従来のレーザーのように色素沈着や白斑の恐れがない、新しい肝斑治療法なのです。

ただし、レーザートーニングのようなダウンタイムを気にせず受けていただけるものではなく、ニードル治療となるため術後12時間程は洗顔やスキンケアはお控えいただき、メイクやお日焼け止めの使用は翌日以降、内出血を伴う赤みは数時間から1日程度と他ニードル治療と比べ軽度となります。
しかし、レーザートーニングよりもアクティブなニードル治療は肝斑改善だけでなく毛穴の引き締め効果も早い段階で実感することができるため、シミ治療と同時に美肌効果を与えます。

➂トラネキサム酸内服

トラネキサム酸錠の内服は、肝斑治療において非常に効果的な方法とされており内服することで血中のプラスミンを抑制、体の内側からメラニンの生成を防ぎます。
この作用により、肝斑だけでなく一般的なシミへも効果が期待できるのです。

このトラネキサム酸錠に加え、シナール錠からビタミンCの摂取も併用することをオススメしています。
併用することでビタミンCの抗酸化作用やメラニンの生成抑制作用により、トラネキサム酸との相乗効果でシミや肝斑の悪化を防ぎ、ターンオーバーによる治療効果をサポートします。

継続的な服用が必要となりますが、トラネキサム酸錠は3ヵ月服用ののち1ヵ月休薬、休薬後は内服を再開いただくことが可能となります。
これは、トラネキサム酸特有の止血作用が働くことで血栓のリスクを高めてしまう可能性が生じるため。
ピルを服用されているかた、血栓症の既往のあるかた、血栓のリスクの高いかたは服用については注意が必要となります。
服用に関しては推奨される休薬期間をしっかり設けることで、そういったリスクを避け安全にシミ改善を叶える治療法となります。

➃医療機関専売品スキンケア「ゼオスキン」

医療機関専売品であるゼオスキンは、前述したように「ピル服用中によりトラネキサム酸錠の併用が難しい」「クリニックへ通院する時間を確保することが難しい」というかたにピッタリの、自宅でできる美容治療として大変人気のスキンケアです。

ゼオスキンと言えば、お肌のターンオーバーをしっかり促し剥離作用により短期間で大きな治療行っていくセラピューティックコースが有名ですが、皮剥けや強い乾燥、赤みを抑えゆっくりと効果を出していく方法もあり、ご自身の目的や肌状態、ライフスタイルにあった製品で始めることがポイントとなります。

皮剥けと言った副作用なく、ゆっくりと効果を出していきたいかたのシミ改善製品は「ミラミン」と「スキンブライセラム」がおすすめです。
ミラミンには、ハイドロキノン4%と言う絶妙な量の配合でつくられた美容液で、肝斑の改善に有効な成分が含まれており、シミ・肝斑・くすみの改善に効果があります。
ハイドロキノンの4%は、剥離作用等の副作用をほとんど受けることなく高い美白効果を得られる濃度となります。
反って、5%以上のハイドロキノンを長期にわたって使用すると、メラノサイト(色素細胞)が刺激されるため細胞自体が失われ、局所的にお肌の色素が抜けた状態(白斑)が起き得る可能性があるのです。
このようにハイドロキノンの濃度は高ければ高いほうが良いわけではなく、高効果でありながらリスクの少ない濃度でつくられた4%が推奨されているのです。

一方スキンブライセラムは、高濃度レチノール配合の美容クリームでお肌のターンオーバーを促進させメラニンの生成を抑えることできます。
肝斑の改善や再燃予防に効果が期待できるため、日頃のホームケアに取り入れてみましょう。
スキンブライセラムは濃度によりお肌の反応が異なります。
レチノール濃度が0.25㎎、0.5㎎、1.0㎎の3種類のご用意があり、お悩みや皮剥け具合に合わせて選択いただけます。

まとめ

肝斑治療について様々な施術方法を紹介させていただきました。
デリケートなシミである肝斑は、ホルモンバランスの乱れ・摩擦・日焼けで悪化するため日頃からのケアが重要となってきます。
自身の頬にあるシミが、肝斑もしくは一般的なシミかの見分けが付かない場合は医師による診察で判断させていただき、一人一人にあった治療法をご提案させていただいておりますので、ご相談だけでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

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