ミラドライのデメリットを徹底解説!後悔しないための全知識
ミラドライは、ワキガ(腋臭症)や多汗症の治療として注目されている施術です。
メスを使わず、ダウンタイムも比較的短いと言われていますが、「本当にデメリットはないの?」「後悔したらどうしよう」と不安になるかたも多いでしょう。
ここでは、ミラドライのデメリットやリスクを詳しくまとめました。

ミラドライとは?
ミラドライは、臭いや脇汗の原因となるアポクリン腺・エクリン腺の汗腺にマイクロ波(電磁波の一種)を照射し、熱作用を加えることで汗腺の機能を破壊、気になるワキガ(腋臭症)や多汗症の悩みを抑えることができる施術です。
破壊された汗腺の機能は再発されないことから、効果は半永久的な持続力があります。
また、施術の所要時間は約2時間程度となり、皮膚を切開することもないので傷跡が残らない点が最大の魅力とされていることから幅広い年齢層に人気がある施術です。
ミラドライのデメリットとは?受ける前に知っておくべきこと
➀効果の感じかたには個人差がある
効果実感は施術直後から得られるため、即効性を感じやすい治療と言われております。
施術直後は、「汗とにおいがほとんど感じることはなくなったが、半年程経過以降で少し症状が戻ってきた」というお声も。
この経過は、治療を受けたものの破壊することのできなかった汗腺がダメージを負っただけとなり、一時的に機能できず残ってしまったことが原因で、破壊できずダメージだけを負った汗腺が体の特徴である自然治癒力により徐々に修復させたことで再度汗腺として機能し始めます。
このような経過を知らず治療後の効果実感が高い状態から比較した時に、「症状が戻ってしまった」と思われてしまうのです。
治療によりダメージだけを負った汗腺は、数ヵ月~半年程かけて修復されるため、主観的な問題もあることから経過に個人差は生じるものの治療してから約半年経過後の効果が「半永久的に持続する」と言われております。
➁ダウンタイム
痛み・腫脹・内出血などがあり約1~2週間程で落ち着きます。
日常生活に支障は出にくいことから施術を受けやすい治療の一つとなりますが、お痛みや不快感がみられる間は脇に負担がかかること(激しい運動や重たい荷物を持つ、摩擦がかかる行動など)や血流が良くなること(飲酒やサウナ、入浴等)は控えていただいております。
お帰りの際には、ミラドライ専用の保冷剤をお渡しいたしております。
施術した当日は圧迫しないよう保冷剤で十分にお冷やしを継続し、翌日以降お痛みや不快感が軽減されればお冷やしは中止し脇に負担のないよう安静に過ごすことでダウンタイム中も問題なく経過していきます。
➂副作用・リスクの可能性
基本的にリスクの少ないミラドライ治療ですが、稀に麻酔注入時の神経損傷により腕のしびれが発症します。
しびれを感じた際は遠慮なさらず速やかに担当医へお申し出ください。
メーカーによるしびれの症状経過は半永久的に残ることはなく、長くとも半年~1年程で落ち着くという報告があがっています。

➃効果が永久的ではない可能性
前述した通り、破壊された汗腺は以降再発せず半永久的な効果実感が得られることから一度の治療で満足されるかたが多いです。
しかし、ミラドライは症状軽減の治療であるため、破壊までされずダメージだけを負い残ってしまった汗腺からは汗が分泌されてしまいます。
そのため、治療を受けたにも関わらず多くの汗腺が残ってしまっている場合は個人差はあるものの施術後も汗や臭いが気になる可能性が生じます。
その場合、二度目の治療を希望されるかたもいらっしゃいますが、当院では可能な限り一度の治療で最大の効果実感が得られるよう当日に重ねて照射を行うダブル照射・トリプル照射を推奨しております。
重ね打ちを行うことでダウンタイムも一度で済み、治療費もミラドライを二度するより抑えられるため重ね打ちを選択し施術されるかたが多くいらっしゃいます。
⑤治療手段による治療費の違い
ミラドライ治療は保険適用外のため、保険適用の手術費用に比べて治療費が高くなります。
それぞれの医療機関に合わせた価格の提供となるため、様々なオプションや保証等のご用意によって異なるため気になる医療機関が問合せ、カウンセリング等で事前に確認する必要があります。
➅その他治療と比べたデメリット
ミラドライを重ね打ち(ダブル照射、トリプル照射)を行わず受けた場合、剪除法(切開して汗腺を取り除く手術)に比べると、確実に臭いや汗を抑えられる保証はなくマイクロ波による照射治療である為100%の汗腺を破壊できることは難くなります。
これは、剪除法でも100%の効果を期待できるわけではないため、自身に合う施術法を選択いただく必要があります。

ミラドライ治療が適応であるかた
ミラドライ治療が自身に合っているか事前に確認することが大切です。
・適応のかた
•メスを使う手術に抵抗がある
•ダウンタイムが短い治療を希望している
•わきが・多汗症の自覚がある
•費用についても理解している
・適応でないかた
•マイクロ波のようなレーザー治療ではなく剪除法で臭いや汗を抑えたい
•わきが・多汗症の自覚がない
•費用面で不安が大きい(分割をするにも医療ローンが利用できないかた)
•ダウンタイム中の腫れやお痛みがどうしても不安
後悔しないためのポイント
ミラドライを検討するなら、以下のポイントを意識しましょう。
➀クリニック選びが最重要
•ミラドライ認定医、認定看護師がいるかを確認する
•カウンセリングでしっかりリスクや効果の説明を受ける
➁その他治療法と比較する
•剪除法やボトックス注射などほかの治療法のメリット・デメリットも把握する
•長期的な費用やリスクを総合的に考える
➂体験談や口コミを参考にする
•体験談を確認し、自分が後悔しない選択をする
•SNSや口コミサイト、知恵袋も活用する
よくある質問とその答え
Q1:ミラドライの痛みはどのくらいですか?
麻酔を使用するので施術中のお痛みはほとんどありませんが、施術後は脇の腫れやお痛みを感じることがあります。
個人差はありますが数日から1週間ほどで落ち着くことが多いです。
Q2:本当に周囲にバレずにできますか?
腫れや内出血が目立つ場合、タイトな服や半袖では気づかれる可能性がありますので長袖やゆったりした服を選ぶと安心です。

Q3:何回受ければ効果が出ますか?
一度の治療で最大の効果実感が得られるよう当日に重ねて照射を行うダブル照射トリプル照射を推奨しております。
重ね打ちを行うことでダウンタイムも一度で済み、治療費もミラドライを二度するより抑えられるため重ね打ちを選択し施術されるかたが多くいらっしゃいます。

まとめ
多汗症・ワキガ治療では、ミラドライ以外にボトックスや手術などの治療法があり、お調べいただく中でも実際にどの治療が良くて自分に合っているかわからないものです。
当院では、無料カウンセリングのみでのご案内も可能となりますので、治療内容だけでなくお話を伺った症状に合わせての経過なども含め詳しくお伝えさせていただいております。
カウンセリング後は、ミラドライ治療についてしっかりご理解いただき施術へご案内させていただきますので、誰にも相談できずに一人でお悩みのかたや、まだ治療に踏み出せないかた、どなた様でも一度ゆう美容クリニックへご来院いただければと思います。