ミラドライのダウンタイムに不安を感じているあなたへ
「ミラドライを受けてみたいけど、ダウンタイムってどれくらい大変なんだろう 」と不安を感じていませんか?
ミラドライの仕組みや効果から、ダウンタイム中に起こる症状、ダウンタイム中の過ごし方をご説明します!

1章:ミラドライとは?治療の仕組みと効果
ミラドライは、脇の汗やニオイで悩んでいるかたの治療法です。
メスを使わず、マイクロ波という電磁波の一種を脇に照射し汗腺の破壊を図ります。
ミラドライの仕組み
・脇の皮下にある汗腺へマイクロ波を照射
・汗腺が熱で破壊され、汗やニオイの原因が減る
・一度壊れた汗腺は再生しないので効果は長持ち

ミラドライの効果
・多くのきあたが1回の治療で大幅に汗量やにおいが軽減したと感じています
・効果は半永久的に持続
他の多汗治療との違い
治療法や特徴、ダウンタイムについて、
【ミラドライ】
メスを使わずマイクロ波で汗腺を破壊
ダウンタイムは腫れ・痛み・内出血が数日〜数週間
【ボトックス注射】
汗を出す神経を一時的にブロック
ダウンタイムは、ほぼなし
【手術】
汗腺を直接除去
ダウンタイムは、1〜2週間の強い腫れや痛み、内出血があり2週間は包帯固定が必須

なぜミラドライはダウンタイムが必要?
汗腺を壊すと、その周りの組織も少し影響を受けます。
そのため腫れやお痛みが出やすく、数日〜数週間かけて回復します。
2章:ミラドライのダウンタイムの症状と経過
ミラドライの治療後、どんな症状が出るのか。
どれくらい続くのか。
ダウンタイム中によくある症状
・腫れ→術後すぐから脇全体や腕の付け根がふっくら膨らみます
・痛み→麻酔の作用がなくなりにつれて当日は特に強く感じやすいです
・しびれ感→脇や腕の一部がしびれたように感じることがあります
・内出血→ミラドライの照射時の吸引圧により照射範囲は内出血がみられます

副作用やリスク
・腫れ感は約1週間程
・内出血の消失までに約1~2週間程度
・しびれ感や違和感はが数ヵ月程度
3章:ダウンタイム中の過ごし方と注意点
術後直後から翌日までの過ごし方
照射範囲をしっかり冷やし、激しい動きは避け、安静にする。
鎮痛剤を服用し緩和させる。
日常生活への影響
仕事:デスクワークなら翌日からのお仕事も問題なく可能ですが、激しく動くことや脇への負担のかかるような行為を1週間程度避けていただければそのようなお仕事柄でも問題ございません。
家事:軽い作業ならOK!重い物を持つ行為は1週間ほど控えるとよいです。

運動・シャワー・入浴の再開
目安として、シャワーは当日より可能ですが、脇は擦らず圧迫も避けましょう。
入浴は感染症のリスクやダウンタイムの悪化を考慮し約1週間程度は避け、運動は約1~2週間後から自身の状態と相談しながら開始しましょう。
ジム等の激しい運動は約2〜3週間後から徐々に再開し、腫れ・痛みを早く和らげるセルフケアを行いましょう。
・お冷やしは30分冷却→少し休憩→再度冷却を繰り返す
・寝るときは上半身を少し高くして寝ることで浮腫み軽減に役立ちます
お痛み止め・処方薬の使用方
処方された痛み止めは指示通りに服用すること
市販薬は医師へ相談の上使用すること

4章:ダウンタイムを安心して乗り切るためのポイント
不安を減らし、少しでも快適に過ごすためのクリニックの工夫
・施術前のカウンセリングや説明はしっかりと理解いただけるまでご案内
・麻酔は丁寧に適量を注入
・術後すぐに冷却
・アフターケアに関するご相談や適切な処置・対応
・ダウンタイム中のトラブルに対応
5章:ミラドライ後の効果と長期的な変化
ダウンタイムを乗り越えた先に、どんな変化が待っているのか。
汗やニオイの改善実感
治療直後から汗がほとんど出なくなる人が多いです
ニオイも大きく減ります

ダウンタイム後の日常の変化
汗ジミを気にせず洋服を選べるようになる
制汗剤を使わなくても快適に過ごせることが増える
効果の持続性と追加治療の可能性
効果は長期間持続しますが、汗量の軽減やにおいに対しての効果不十分と感じた場合は追加治療が可能です。
追加治療に関しては半年程度空け、その期間は効果判定せず、以降検討することをお勧めします。
ここ数年、基本的には追加治療をする必要がないよう同日での重ね打ち照射として「ダブル照射」や「トリプル照射」が効果高いというエビデンスも増えていることから、クリニックにより推奨する照射方法が異なります。

まとめ
ミラドライのダウンタイムは、腫れや痛み、内出血が数日〜数週間続く可能性があり、個人差も大きいです。
しかし、正しいケアをすれば回復はスムーズ。
・ダウンタイム中は冷却と安静が大切
・お痛みや腫れ、内出血は1〜2週間で消失されるケースがほとんど
あなたがミラドライの治療を前向きに検討し、ダウンタイムも安心して過ごせますように。