はじめてのボトックス!まず知っておくべきこと
ボトックスとは?
ボトックス注射とは、毒性のないボツリヌストキシンから抽出されたタンパク質の成分のこと。
筋肉へ注入することで筋肉をリラックスさせ、シワ・張り・凝り等の筋肉の収縮を抑制してくれる薬剤です。
ボトックスの注入により解消されるお悩み
表情しわの改善、ボディの筋肉の強張りを抑制する他、コンプレックスを感じるようなワキガや多汗症、ガミースマイルにも効果的です。
肩こりやの食いしばりによるエラ張り等の筋肉が原因のお悩み改善にも、効果が高い治療として人気です。
深いシワができる前にボトックスで予防を!
ボトックス治療の中でも特に人気部位は、表情しわ。
顔の筋肉を動かすことで出来るしわを「表情しわ」と言い、表情しわは繰り返し筋肉を動かし続けることで加齢とともに皮膚の弾力が低下し慢性化してしまいます。
そうなれば、しわは深くなっていき、やがて表情しわから「刻みしわ」となるのです。
刻みしわになる前に予防としてできる治療が、ボトックス注射ということ。
ボトックスの製剤によって価格に「差」がある理由
ボトックスには、アメリカのアラガン社製・韓国製・中国製など様々な製剤があります。
その中でもアラガン社製のみアメリカFDA認可・日本国内厚労省認可がおりている正式なボトックス注射と言え、その他の製剤に関してはボツリヌストキシン注射と呼ばれます。
アラガン社製ボトックスは、輸入の際の保管状況が適切に行われており菌の効果の減少を防ぐことで安全性が高く、安心して治療を受けて頂けます。
アラガン社製以外の製剤に関しましても、効果や満足度に極端な差は生じることはないと言われておりますが、製剤により価格帯が異なるためカウンセリングにてご相談の上ご検討頂くことをオススメ致します。
ボトックスの効果持続期間と施術頻度
ボックスの持続期間は筋肉量により個人差がございます。
表情しわやボディで持続期間は特に大幅なちがいはございませんが、表情しわのような筋肉量が少ない部位では約3ヵ月~6ヵ月程。
ボディの筋肉量が多い部位は約4ヵ月~6ヵ月程持続します。
一度注入したからと言ってそこで治療を止めず、3~4ヵ月ごとに一定期間は継続して打ち続けることで、張り続けた大きな筋肉は小さくなり効果が徐々に持続すると考えられています。
ボトックス施術後のダウンタイムと注意点
ボトックスは、ダウンタイムが短いのが特徴です。
注射針による注入部位の赤みや腫れ、内出血が生じることがありますが数日で改善します。
施術直後からメイク、当日は洗顔もシャワー浴も可能です。
しかしそれぞれの部位への注入量により、効果が強く出すぎることもございます。
表情しわの症状として、額が重くなり眼瞼下垂気味になったり、顎に力が入れにくかったり、食べ物を噛むと疲れやすくなったりといった症状があります。
また、一度に表情しわ全体へ注入してしまうとお顔全体が動かしにくくなるといったことも生じるので自身の筋肉量に見合った適量を注入することが大切です。
一般的に表情しわのような小さい筋肉は注入より約2~3日後から効果が見られ始め、安定した状態になるまでに約10日~14日後と言われています。
ボディの大きな筋肉は約7日~10日後より効果が見られ始め、安定した状態になるまでは約14日~21日後と言われております。
もちろん個人差はあるので効果の出が遅いと言って、追加注入(リタッチ)が必要!とすぐに判断しないようご注意ください。
追加注入(リタッチ)は医師診察のもと必要の有無の判断となります。
ボトックスを長持ちさせるために覚えて頂きたいこと
①ボツリヌストキシンは熱に弱いため、効果を感じられるまでは激しい運動・長湯・サウナ・飲酒は控えて頂く
②施術後の数時間は注入部位をこすったり揉んだりすることは避けて安静にして頂く
③ボツリヌストキシンを注入部位より広範囲へ広げないようにして頂くため、約3時間は横にならないように気をつけてください。
④ボトックス注射を行っている期間は妊娠を避けて頂く必要がございますので、注入後から女性は月経が2周期終了まで、男性は3ヵ月間の避妊をお願い致します。
まとめ
当院では、ボトックス施術を継続されてるかたはもちろん、ボトックス施術がはじめてのかたでも安心してご案内できるようカウンセリングにて細かくヒアリングし、医師診察にて患者さまそれぞれの筋肉量に対して適切な注入量を判断し施行致します。
日頃のお悩みの部位の治療やコンプレックスの改善にお役立てください。