美肌を目指すために、日頃どのようなケアをされてますか。

もちろん自宅でのスキンケアだけでなく、エステや美容クリニックでのお手入れをされているかたも多いはずですが、実は、それだけでは補うことのできない美肌づくりに不足がちな栄養素をしっかりと補給する「インナーケア」も併用することが大切です。

お肌トラブルは、必要な栄養素が不足していることが原因ともなってしまうため、今回は「美肌作りに欠かせない必要な栄養素」をご説明します。

美肌作りには「ビタミン」が大活躍

美肌作りだけでなく、お肌荒れや予防・対策に必要不可欠な「ビタミン」。

一概にビタミンと言っても、一種類ではなく作用の異なる多くの種類が存在します。

その内、皮膚科や美容クリニックでよく処方される「美肌作り」に必要な種類を抜粋してまとめてみました。

是非この記事をチェックして、今後のケアとして取り入れてみましょう。

➀美肌効果に高いビタミンC

美肌作りには欠かせない一つの栄養素として、皆様もよく知っているビタミンCがあげられます。

ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する役割があり、他にもコラーゲンの生成を促進し肌弾力の維持や、免疫力を高める効果もあります。

ビタミンCが含まれている食品と言えば、グレープフルーツ等の柑橘類、レモンやキウイ、パプリカ、ブロッコリー、トマトなどがあげられ、レモンにはビタミンCだけでなく疲労回復にもつながるため、夏に摂取することで夏バテ防止にも作用します。。

そもそもビタミンは水溶性と脂溶性の２種類があり、その中でもCは水に溶ける水溶性ビタミンに属します。

そのため、尿などから排出されやすいことから一度に多くの量を摂取するよりも、こまめに摂取することで、より良い効果を発揮します。

サプリや内服として取り入れる場合、当院では粉末タイプのワカサプリのビタミンC３,０００㎎と錠剤タイプのシナール錠をご用意致しております。

ワカサプリのビタミンC３,０００㎎は、高濃度でありながら血中で摂取される通常量よりもさらに高摂取されやすいよう工夫され造られているため、一度に多くの量を摂取いただいてもしっかりと効果を得られるものとなっております。

➁酸化から守るビタミンE

ビタミンEは、酸化防止作用によりアンチエイジング効果やお肌トラブルの改善を図ります。

美容面だけでなく、体はビタミンEが不足する事で血行不良になり冷え性や貧血などの症状がみられやすくなるため、ビタミンEは日常生活でも取り入れたい栄養素の一つです。

ビタミンEは脂溶性ビタミンに属します。

仮に、脂溶性ビタミンを含むものを水洗いや加熱調理をした場合でも栄養素の損失が少ないといった点から、普段の食事で十分な摂取が可能となるのです。

ビタミンEに含まれている食品は、アーモンド、かぼちゃ、アボカド、モロヘイヤ等があげられます。

内服薬で摂取をする場合は錠剤タイプのユベラ錠でビタミンEを補給しましょう。

➂ターンオーバーを正常にし皮膚を健康に保つビタミンＡ

ビタミンAは、乱れがちなターンオーバーを促し古くなった角質を正常に排出する効果があります。

ターンオーバーが乱れることにより、お肌のごわつきや乾燥といったトラブルを引き起こしてしまうためビタミンＡは積極的に摂り入れる事をおすすめします。

また、線維芽細胞を活性化させ美肌に必要な成分のコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンの産生を促す効果も期待できるので、是非美肌作りには取り入れていただきたい栄養素の一つとなります。

ビタミンＡも脂溶性ビタミンに属し、食品で摂取する場合、ほうれん草、ニンジン、かぼちゃ、レバー、ウナギ、乳製品等があげられます。

しかし、ビタミンAは過剰摂取をしてしまうと腹痛や吐き気、めまい等の症状が現れる可能性があるため、サプリでの摂取より日々の食事で取り入れることをおすすめします。

➃ビタミンC＋ビタミンE併用で相乗効果

前述したビタミンCとビタミンEは抗酸化作用が高く、併用することで相乗効果が期待できます。

ビタミンEは、一度抗酸化力を発揮すると酸化されて効力を失いますが、ビタミンCは酸化されたビタミンEの抗酸化力を復活させてくれるという力があります。

その為、どちらかを単で体取り入れるより、どちらも組み合わせて服用することでお肌の老化防止を期待できることに加え、バランス良く栄養補給できることで高い相乗効果を図ることが可能となるのです。

まとめ

今回ご紹介したように、エステや美容クリニックでの施術で育てる美肌作り以外にも、ビタミンの必要性を知ることで普段の食事から気軽に取り入れることが可能となるのです。

もちろん、取り入れた直後から効果を発揮するといったことはございませんが、不足した際のお肌トラブルを招く前に普段から習慣づけておくことをおすすめします。

しかし、毎日の食事からバランスを考えて摂取をすることはなかなか難しいはず。

そのような方にはで自宅で内服できるお薬やサプリメント、ご来院いただき注射・点滴など様々な方法で摂取できるので、ご自身の生活スタイルに合わせて是非お試しください。

ご来院お待ち致しております。