乾燥からおこる肌トラブル
秋のお肌は、実は疲れが溜まっていると言われています。
夏の紫外線や汗のダメージ、冷房による水分不足に加えて、気温・湿度の低下や寒暖差、皮脂量の低下、花粉など過ごしやすい気候とは裏腹に、肌には負担の多い季節となっています。
お肌が乾燥することでどのような問題が起きるか
お肌が水分を失い乾燥すると、お肌のバリア機能は低下します。
その結果、外部からの刺激に極端に弱くなり健康なお肌状態では気にならなかった刺激(気温の変化・乾燥・ダニ・ハウスダスト・雑菌など)に過敏に反応して痛みやかゆみを伴う原因となります。
乾燥肌の初期症状として、洗顔後のつっぱりや化粧品の浸透が悪く入っていかない状態、お肌がなんとなくゴワつく、ツヤがなくなるなどがあります。
しかし、この段階では自覚がなく気がつかない人も多いようです。
次の段階として、小じわが増える、肌表面がくすむ、人によっては化粧水がしみてヒリつく方もいらっしゃいます。
乾燥は老化の入り口と言われており、放置すると乾燥小じわだけではなく、深い真皮ジワ、たるみ、シミの悪化、くすみ、ハリ弾力の低下、たるみ、ごわつき、毛穴つまりやニキビなどの原因になることも考えられます。
また、乾燥からお肌のバリア機能が低下し、赤み、ヒリヒリ、痒みなどの敏感状態になることも!!
お肌の乾燥は、全ての肌トラブルをまねき症状を悪化させ、最終的には肌老化を促進させてしまう原因となるのです。
お肌が乾燥してしまう生活習慣とは
①睡眠不足
寝る時間が不規則だったり夜ふかしを続けたりしていると、就寝中に分泌されるはずの成長ホルモンがきちんと分泌されなくなり、皮膚のターンオーバーは停滞してしまいます。
ターンオーバーが乱れるとお肌本来が持つバリア機能が失われ、外部からの刺激を受けやすくなります。
するとお肌のキメが乱れ、うるおいを保ちにくい状態となってしますのです。
②偏った食事
食生活の乱れは健やかなお肌を保つために必要な栄養素が不足してしまい、お肌に必要な栄養が行き渡らないためターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下してしまう原因となります。
③ストレスの蓄積
精神的ストレスは活性酸素の酸性を促し、体内で酸化ストレスを引き起こす要因となります。
活性酸素は、細胞の伝達や免疫機能のために重要な役割を担っていますが、過剰に産生されると細胞を傷つけます。
するとお肌のうるおいを守る成分が減少し、ふっくらとしたハリも失われてしまいます。
③間違ったスキンケア
間違った洗顔方法をしていると、それがバリア機能の低下を引き起こす要因となります。
間違った洗顔方法とは、熱いお湯でお顔を洗ってしまうことやゴシゴシとお肌を擦り摩擦を与えてしまうこと。
洗顔に使うお湯の温度が高いと皮膚に必要な皮脂まで洗い流し過ぎてしまうため、皮膚のバリア機能が低下し刺激を受けやすくなります。
また、ゴシゴシ洗うと摩擦でお肌を刺激し負荷を与えてしまうためバリア機能が低下してしまうのです。
④紫外線対策を怠る
日頃の外出時には避けられない紫外線は、繰り返し当たると皮膚のバリア機能が低下し、乾燥や炎症を起こしてしまいます。
炎症が起こるとうるおい構造(角層ラメラ)が乱れ、水分を保つことができなくなってしまうため、その結果お肌が乾燥したり、肌荒れが起こってしまうのです。
⑤乾燥
秋冬の季節は空気が乾燥するため、お肌の水分が失われやすくなります。
また、エアコンの使用は冷房・暖房に関わらず空気を乾燥させるため、エアコンの効いた室内に長時間いることでお肌の乾燥の原因となります。
不規則な生活習慣は乾燥肌の原因となるため、日頃の習慣を見直し乾燥肌の改善と予防に努めることがとても大切と言えるのです。
乾燥肌のスキンケア
ご存じでしょうか。秋は一年で一番、お肌が老ける季節と言われています。
夏の強い紫外線によってお肌内部に発生した過剰なメラニンは蓄積され、ターンオーバーによりお肌の表面におしあげられます。
お肌の生まれ変わりは約28日周期であるため、秋頃にダメージが見えるようになるのです。
そのため、夏から秋は肌老化が進みやすいシーズンとなり、秋に行うスキンケアが今後若々しいお肌を保っていくためのカギになると言えます。
秋のスキンケアのポイント
①保湿力の高いスキンケアでしっかり保湿ケア
秋からは夏と同じスキンケアではなく、これからの寒い季節に備えた対策が必要です。
そのため、保湿力の高いスキンケアを心掛けることが重要になります。
秋の季節にオススメの化粧品ブランドは、エムディアとリビジョン!!
エムディア
洗顔後の化粧水と美容液だけの基本ステップで、ハリ感やツヤ、潤い、くすみのない明るい肌へと導いてくれ、美肌治療、紫外線、乾燥、摩擦など様々な刺激から肌を守ります。
香料、着色料、紫外線吸収剤、エタノール、パラベンを使用していないので、お肌に優しく低刺激で安心してご使用頂くことが可能です。
エムディアの化粧品は保湿効果が高いため、直後からうるおいやツヤ感を実感して頂けます。
また、保湿効果に優れてるものの脂性肌の方のご使用でも重たくなりすぎないため使用しやすいといった点もあり、美肌効果を求める方に人気のおすすめのブランドです。
リビジョン
リビジョンスキンケアには、お肌にとって理想的な環境を作るために必要とされるペプチドをベースとし、レチノールや高濃度ビタミンCなどの美容成分が配合されています。
主成分であるペプチドには、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、お肌を修正したり再生したりする働きがあります。
しわやたるみ、ハリツヤ、毛穴の開き、ニキビやニキビ跡、お肌の赤みに効果が高い製品です。
また、日焼け後のお肌のダメージ修復に効果があるため、秋のスキンケアにぴったりの化粧品と言えます。
②ターンオーバーを整える
秋はターンオーバーが乱れやすくお肌のバリア機能が低下しやすい季節です。
ターンオーバーが乱れると角質層が厚くなってゴワついたり、保湿力が低下し、乾燥しやすくなります。
また、バリア機能が低下するためシワやたるみ、小ジワや毛穴も目立つようになるなど、さまざまな肌トラブルや老化の進行を引き起こす原因となってしまうのです。
ターンオーバーの力が弱っているのであれば、お肌の外部からケアを行い、ひとまず厚くなった角質層を取り除いてあげることが必要となります。
ターンオーバーのサイクルを正常に戻すためにオススメな方法として「ケミカルピーリング」があげられます。
お肌に薬剤を塗り、肌表面にこびりついている古い角質を取り除く治療であるケミカルピーリングは、一度の施術でも新しい皮膚の再生が促され、古い角質がなくなったお肌はワントーン明るくつやも出てきます。
肌表面の角質をはがす際、毛穴に詰まった皮脂汚れもキレイに取り除くため角質肥厚によるニキビ・毛穴のザラツキなども解消される効果があります。
ケミカルピーリングで特にオススメである薬剤がミラノリピールです。
トリクロロ酢酸(TCA)を主成分としたピーリング剤でピーリングですが、赤みや治療中の刺激、灼熱感が出にくい特徴を持つ薬剤です。
肌細胞を刺激しコラーゲンを増やして、エラスチンやヒアルロン酸をつくる手助けをするため、ハリ感・ツヤ感を求めるかた、ニキビやニキビ跡、毛穴悩みの改善、シミ・そばかす、小じわ、色素沈着の改善の効果があり、当てはまるお肌悩みを同時に解消させてくれます。
といった、自身のお悩みに合わせた治療が可能となります。
ただし、乾燥による赤みがある方や皮がむけている場合には乾燥を抑えてからピーリングすることが大切となります。
まとめ
夏の紫外線を浴びたお肌はバリア機能が低下しているため、生活習慣を見直すことや保湿を中心としたスキンケアが大切となります。
若々しいお肌を保つために、秋も油断をせずしっかりとお肌のお手入れをしていきましょう。
ゆう美容クリニックでは、お悩みをしっかりお聞きし、患者様に合った商品を提案をさせていただきますのでお気軽にご相談くださいませ。